サイトアイコン sciencompass

【水樹奈々】奈々ソンで読み解く、カーネギー 道は開ける 第1章

Unsplash / Pixabay

この記事は、世界的なベストセラー、道は開ける(カーネギー著)を水樹奈々さんの楽曲を使って読み解き、自分の生き方の指針にしようという記事です。

今回は、序論と第1章を読み解いてみます。

道は開ける:序論

序論ではこの本をデールカーネギーが出版するに至った経緯が紹介されている。彼がYMCでビジネスマンを相手に講義する中で職業や年齢を問わず数多くの人が不安に悩まされていることに気づく。この不安によって職や地位を失ったり、挙句の果てには自殺まで考えてしまうような人までいる始末であった。

そこで、カーネギーは不安を克服するにはどうすればよいか、古今東西の本や資料を研究した。彼が教える生徒たちの体験談をもとに克服方法についてまとめたりもした。そうして出来上がったのが、道は開けるである。

序論の次には、この本を効果的に使うための9箇条が書かれている。私が特に注目したのは第1条と第6条である。

第1条、まず何より大事なのは、「真剣に学ぼうとする向学心」であり、「悩みを立ち、新しい門出をしたいという固い決意」である。

第6条、学ぶことは積極的な過程である。私たちは行動することによって学ぶのだ。

この二つは私にとって、目が覚めるようなインパクトを持っていた内容である、と同時に、日々漫然と仕事をしているだけだった私にとって非常に厳しい言葉である。

道は開ける:第1章 今日、一日の区切りで生きよ

第1章の内容は、今日、一日の区切りで生きよである。これは、過去や未来の出来事にとらわれず、今日一日を精一杯生きる、ということである。

明日の準備をする必要がないのか?そういうわけではない。

明日の準備をする最良の手段は、諸君の全知全能を傾け、あらゆる情熱を注ぎ、今日の仕事を今日中に仕上げることである。

明日や将来について計画を立てることで、今日の仕事が逆算で決まる。そして、今日の仕事に精一杯打ち込むのである。

もう一つの教訓は、

朝、仕事をはじめる時には、その日のうちに片づけてしまわねばならないと思われるのものが山ほどある。けれども、我々には一度に一つのことしかできないし、砂時計の砂がくびれた部分を通るように、ゆっくりと、一定の速度で仕事を片付けることしかできない。

無理をすれば、精神が壊れてしまう。今日の仕事に集中するのだ。

序論と第1章を読み解く水樹奈々の曲:Starting Now!

序論と第1章にあう水樹奈々さんの楽曲はStarting Now!である。

9箇条の第一条、学ぼうとする意志が大切というところは、

情熱は裏切らない 食い縛った痛みの分だけ 未来は生まれ変わる

や、

自分を信じた者だけ 手に出来る夢がある

に含まれている。

また、第6条、行動することでしか学ぶことができないというところは、

全力を知った者だけ 触れられる夢がある

から読み取れる。

自分の仕事ややるべきことに対して全身全霊をもって取り組む。そうすることで自分の夢がかなうのである。全力を常に続けるのは無理だと思うかもしれない。しかし、今日一日の区切りを生きて、そこに全力を注ぐことならできるはずだ。

一日一日、全力投球することで、自分の望む夢をかなえることができる。

この本の最初に学ぶ内容と非常にマッチした曲だと私は思う。タイトルもStarting Now!と今日から始めよう!と前向きになれる良いタイトルである。

参考

水樹奈々公式ホームページ https://www.mizukinana.jp/

水樹奈々×道は開ける 目次

モバイルバージョンを終了