Search Posts

BARTHの入浴剤を使ってみたが、重曹をそのまま溶かすほうが良いのでは?

BARTHの入浴剤を妻が買ってきたので、使ってみた感想を書きました。

BARTHの入浴剤

使ってみたBARTHの入浴剤は雑誌LDKの入浴剤ランキングで1位を獲得したことのある入浴剤です。
炭酸系の入浴剤で体があったまると評判のようです。

https://barth.jp/shop/products/1003024A0310

お値段は30錠、1回3錠なので10回分、で2750円です。
1回あたり275円とまあまあお高いので、さぞ効果があるのだろうと思って入浴しました。

入浴剤の主成分

使うときに入浴剤の主成分は何だろうと確認してみると、炭酸水素ナトリウムと炭酸ナトリウムと書かれていました。

このときに、”おや、重曹と同じだな”と思いました。この時点で、本当にこんな高い値段払う価値のあるものなのかと疑問に思い始めました。

入浴してみた感想

入浴剤を入れてみましたが、香りも色もつかず入れる前からほとんど変化ありませんでした。入浴剤から出る泡も細かい泡なので、発泡してシュワシュワする感じも全くありませんでした。

発汗する、という口コミでしたがそんなことも全くなく、正直何も入れないのと変わらない状態で、高いお金払う価値なし、と判断しました。

本当に効果がないのか

とはいえ、こんなに大ヒットしたからにはちゃんと効果が出ていたはずでは?と思ったので、HPの宣伝から効果について考察してみました。

製品の特長:https://barth.jp/shop/pages/features

①重炭酸イオンを溶かすため中性にする

HPには重炭酸イオンを含むのが特徴だと書かれています。この重炭酸イオンというのは炭酸水素イオンのことです。
重炭酸イオンは酸性では溶けにくいため、BARTHの入浴剤は中性にしているとあります。

炭酸泉で体が温まるのは、泡ではなく重炭酸イオンだとHPには書かれており、より多くの重炭酸イオンを溶かすために中性にするのだと主張しています。

②炭酸を出すためにクエン酸を配合する

とはいえ、炭酸水素ナトリウムから炭酸ガス、二酸化炭素を発生させるには酸を加える必要があります。
そこで、BARTHはクエン酸を加えています。

初めは、中性にするのではなかったのか?と思いました。
実は炭酸水素ナトリウムを溶かした水は弱いアルカリ性になります。
そのため、クエン酸を加えて中性にするんだ、と言いたいのかなと推測しました。

でも、炭酸ガスを発生させたら重炭酸イオンはなくなるので、そうしたら体を温める効果がなくなるような・・・
うーん、よくわからなくなってきました。

③自然由来のクエン酸と重曹を使用している

正直だから何?と言う感想です。
でんぷんの発酵で作ったクエン酸だからって分子の構造や性質は工場で作ったものと何も変わりません。

自然由来と書くだけで、何でもかんでも良いものだと信じてありがたがる人がなんと多いのかと嘆いてしまいます。

④ビタミンCで塩素を中和している

これは本当のようですね。実験しているページを載せておきます。

https://www.bronson.co.jp/%E5%AE%9F%E9%A8%93%EF%BC%81%E3%83%93%E3%82%BF%E3%83%9F%E3%83%B3%EF%BD%83%E3%81%AF%E5%A1%A9%E7%B4%A0%E3%82%92%E4%B8%AD%E5%92%8C%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%8B%EF%BC%81%EF%BC%9F/

結論

含まれている成分は炭酸温泉と同じであり、体を温める効果もきちんとあるように思います。
一部、記述に矛盾があるような気もしますが、、、

書かれてはいませんが、炭酸なのでお湯の温度はぬるくしないと十分溶けないでしょう。
そのため、熱いお湯が好きな人には向かず、ぬるいお湯で長く入る人には向いていそうです。
今回、まったく効果を実感できなかったのは熱いお湯に入れていたからかもしれません。

でも正直な話、食品用の重曹とクエン酸買ってきて適当に混ぜて入れたほうがやす上がりなんじゃないかと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください