カテゴリー: 半導体物理

半導体物理に関する記事をまとめたカテゴリーです

FeドープGaNの電子移動度と抵抗率の温度依存性

GaNは青色LEDやパワーデバイスで知られる重要な半導体材料です。鉄をドープしたGaNは、高抵抗の絶縁層として使われ、HEMTなどで欠かせない材料です。
ドーピング濃度に対する抵抗率や温度依存性を理論計算を用いて詳しく解析した論文を紹介します。

SiNx膜の秘密を解く:原子比が左右する光と電気のふるまい

導入 スマートフォンや電気自動車、太陽電池――。これらのデバイスを支えるのは、わずか数マイクロメートルの薄膜材料です。その中でも**シリコンナイトライド(SiNx)**は、絶縁性と機械的な強さ、そして光学特性のバランスが […]

宇宙でも壊れない半導体?―2次元材料が切り拓く新時代の宇宙エレクトロニクス

人工衛星や探査機など、宇宙で動く機器には極めて過酷な環境が待っています。
強烈な放射線、極端な温度変化、無重力――こうした条件に耐える電子デバイスの開発は、宇宙技術の大きな課題の一つです。

そんな中、中国・清華大学を中心とする研究チームが行った最新研究では、2次元半導体材料(2D材料)が宇宙環境下でも優れた安定性を示すことが明らかになりました。

ポーラロンが支配するMoSe₂/WSe₂ヘテロ構造の励起子発光メカニズム

導入 MoSe₂/WSe₂ヘテロ構造に代表される二次元遷移金属ダイカルコゲナイド(TMD)は、**層間励起子(interlayer exciton)**による長寿命な光応答が注目されています。本研究では、ポーラロン(po […]

GaN HEMTを活用し家庭用IHヒータの新たな可能性を検証

序文 近年、多くの家庭で調理の主力としてIHクッキングヒータが広く使われるようになりました。そのシンプルで洗練されたデザイン、高い調理効率、そして使いやすさから、伝統的なガスや電気ヒータに代わって選ばれることが増えていま […]

次ページへ » « 前ページへ